手書きの手紙は相手を想う

手書きの手紙は相手を想いながら書くということと相手の都合をおもんばかる想いの両方があると思います。

お礼を言いたいとき、お祝の気持ち、元気でね。どうしてる?の気持ちがあるときはどうしていますか?
やはりメールや今なら手軽なのはラインでしょうか?

手軽ですし、即座に送れるという便利でメリット多し。
その分、もらった方も返信しなくちゃ。今手が離せない。ちょっと具合悪いのであまりスマホとか見たくない。。など事情があります。

私自身も返信しなくちゃ。と思いつつ仕事のメールなどを先にしているとウッカリ時間、日にちが!という時があって慌ててしまう時があります。返信するときはまずは遅くなったことを謝ることから始まりますね。

遅くなった理由も書いたり、、そうするとそのことについてまた相手を心配させたり。とグルグルと終わりがない形に。

また、良いことばかりでないとき手書きの手紙が送られて読むだけで心遣いがしみて疲れた心がほぐれた経験もあります。

私の感覚ですが、メール等とは違い、返事を求めていない雰囲気がありそのまま温かい気持ちをありがたく受け取るままにさせていただいた事もあります。

手紙にはそういった送る側の相手を想う気持ちと心遣いをまとっているのではないでしょうか。
想う気持ちをそのまま送るのみ。

気持ちの一方通行というと悪いように思えたりするかもしれませんが、場合によっては相手への気持ちと今の状況を想う気持ち、返信しなくていいよ。想っていることは伝えておくよ。

という押しつけない程度の感覚と感性の表現方法。

手紙には時候の挨拶や結びの言葉などなど書き方ルールというものがあるので、知らないと書けない。とか間違ってはいけない。など二の足踏んでしまい、手書きの手紙なんて。。とあるでしょう。

かなりかしこまったお相手やルール定説通りの書き方が必要な場合以外は気持ちを優先して大事にしても良いのではないかと思います。

今年は梅雨明けが例年よりかなり早かったですね。

本来暑中見舞いは小暑7月7日ころの梅雨明けからといわれています。
では今年は?ルールの小暑まで待ちますか?でも梅雨明けしましたよね。なおかついきなりの危険な暑さ!すでにどこでも暑い!暑い!という言葉が出ています。

思いがけず頂きものをした時、お礼のメールに”ありがとう”の一言はなんとも味気ないですが、手書きならばその一言で充分想いが伝わります。

きっとメールだとそのお礼メールにまた返信が来て。といった続きになりそうですね。

急に葉書を書くのも大変!だったりもします。

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