プチ鑑賞会で感性磨き

受け止める力

感性、感受性という言葉は聞いたことがありますよね。

感性、感受性というと芸術に結びついている気がして感性が良い=センスがいい。感受性が豊か=芸術科肌。そんなイメージを持っている人も多いと思います

感性や感受性はある人とない人がいると思いますか?そんなことはなく、誰にでもあるものです
簡単に言えば、どれだけの情報を感じて受け取れるか?ということなので誰にでもある能力。

そのどれだけ。や、どんな。の量や質の違いで感受性、感性が変化してくるのでしょう

感受性、感性を磨いていくと、受け取るだけではないプラスの要素がでてきます

沢山入れば、たくさん出すことができるのは何でも一緒なように、より自分の表現力や創造する力が強くなってくる

自分の中にないと、なかなか出せません。感受性に乏しい。とか感性が低い。それは出すことは難しい。収入ないと買い物が難しかったり貯金もないと自転車操業になって染むのと同じ

 

人の作品を観る

銀座アート書道ではレッスンで作品を書いたあと、必ず1人づつ自分の作品を皆に見せて、やはり1人づつがその作品について印象や感想を一言話をしてもらいます

慣れないと、最初は印象や感じたことを話すのも『素敵です~』『上手です~』という漠然とした印象の言葉に。

そんな時、他の人が『○○の△△の□□みたい』とか、『こんな時間の○○を思い起こす』などより具体的な印象を話しているのを聞くと

あ、そうか。作品を観る時にそういう見かた、感じ方をすればいいんだ。とか

自分が書く時にそこまでイメージしたものを書いてみよう!というきっかけになったり

また、人の感想を聞く事によってえ?私は何気なく書いていたけど、そういえば。。と自分も気づかなかった自分自身に気づかされることも

そして、人が自然や物をこう言う風に観るんだな。と聞く機会があると次の日から、、いえ、帰り道の時から眼に入るものに対する自分自身の心の動きが出てきます

銀座アート書道のレッスンは文字を筆で書くだけでは無く、そうやって感性を磨き、人の感性も受けいれていく。そんな場所でもありたいと思っています

 

他の場所でも使える感性

生徒の方から、ある集まりで知り合った女性とメールのやりとりをしていて『私の印象を教えてください』と質問されたそうです

頭にすぐにパッといつものレッスンのプチ鑑賞会のことが浮かび役に立ちました。通っていて良かった。って思いました。

と連絡をもらいました。

アート書道の作品鑑賞だけではなく、音楽、演劇、それこそ人の印象など

受けた印象、観た感想を言葉にする。そうすると自分の引き出しの中にきちんと納まります。

引き出しをいっぱいにして、創造と表現を豊かにしていきましょう!