糊で固めた筆の扱い方

使ったことのない書道の筆を見たことがありますか?
小学生のころに誰もが1度は習字をしたことがあるかと思います。その時の筆はどんな筆だったでしょう?

糊で固まった筆だったと思います。
糊で固まった筆は小学生用というわけでは無く、今でも書道用品店で糊で固めた筆とさばき筆と呼ばれる最初から固めてない筆が売っています

 

糊で固めた筆は毛が硬い筆、もしくは柔らかい毛と硬い毛が一緒の兼毛(けんもう)という筆
そのままさばいてある筆は羊毛(ひつじではなく、山羊の毛)などの毛が柔らかい筆です

書きたい線や文字によって毛の硬さを選ぶと作品の表情が変わるのですが初心者だったら兼毛の筆が使いやすい

硬い毛の方がばねが効いて弾力があり、筆の使い方の基本がわかりやすいと言われています
やわらかい毛は墨をつけると更に柔らかくなり、慣れないと扱いづらく感じる場合もありますが、線の表情が出しやすいというメリットも多い

銀座のレッスンではハガキサイズで書く季節の彩りアート書道では半紙の練習用は兼毛の筆、ハガキに書く用は羊毛の筆
色紙に描く季節の情景アート書道,好きな文字・世界を表現アート書道,和モダンで飾るアート書道の3コースでは羊毛の筆それも太さ、長さもさまざま、硬い毛も馬の毛、兎の口髭ナドなど変化に富んだ筆をお貸しているので面白い線が出せます

 

一番オーソドックスな兼毛、それも糊で固めた筆の扱い方をYouTubeにアップしたので、ぜひご覧ください!

 

お子さんのお習字の筆も扱い方は一緒ですのでぜひ参考になさってください。