和モダンに飾るアート書道パネル仕上がりました
銀座アート書道では“和モダンに飾るアート書道パネルコース”というコースもご用意しています。
ハガキに書くコースと違い、自分の書きたい文字・言葉を自分で選んでもらいます。
その文字のいくつかのパターンのお手本を書くので、それを参考にしながら作品制作を進めていきます。
アート書道パネルコースは4回で1クール。
3回でじっくりと書き進めていくので、途中違う言葉や文字に変更もOK。
最初はこれ!と思っても日が経つにつれてやっぱり、違う文字に!ということは普通だと思っていますから、、変更ありです。
3回までに書き溜めた作品の中から一番良い作品を選んでパネルに仕立てていきます。からこの際いろいろチャレンジしてみると良いですね。
筆もいろいろな毛質の筆をお貸するので、同じ文字でも線の表情にも変化が出ます。
文字の違い、大きさ、線の違い、、など表現と創作方法は無限にありますから。
そして和紙も用意した中から好きな色を1色選んでいただけます。
今回は私のイメージ写真がステキだったので、どうしても2色でやりたい。との要望だったので2色使用にしてなんとか仕上げました。
ハガキのコースと違う部分は文字選びや線の違いだけではありません。
淡墨(たんぼく)で書いたことがないけれど、淡墨で書きたい。という要望もあったので簡単な淡墨のつくり方も教えての制作時間もありました。
ちょっとやってみたかった。という要望にも出来る限り対応しています。
また、パネルに仕立てていく上で大切なのは「バランス」
パネルのサイズはB5
そのパネルに貼る作品は決まったけれど、どこの位置に貼るか?
作品の余白の出し方はどれぐらい?
こういった事は作品ごとに違います。
機械でつくったもの、パソコンで書いた文字なら横から○○㎝
余白は左右○○㎜。上下の余白は〇〇㎜
と決まったサイズで良いのですが、線や大きさ勢いで一番カッコよくスッキリした場所。なおかつ書いた文字のイメージに合わせた余白。。
全てを考えていかなければなりません。
仕上がりをデザインする。
これも作品制作の醍醐味と楽しさです。和紙選びから貼るまでサポートしながら仕上げていただきます。
今回は一旦自分で考えたサイズの余白にカットしてもらいましたが、もう少しスタイリッシュにするために左はここ位置。右はここ。上はこの位置、下はここまで。
と再度カットしてもらっての仕上がりです。
初めてのパネル貼り。どうでしょう?なかなか上手にできあがりました。
木製パネルに和紙とのコラボの作品は思っているよりモダンな仕上がりです。
書道というと床の間、掛け軸のイメージが強い中現代のインテリアにマッチしたモダンな書を飾ることができます。