書道の基礎で磨く感性と表現力
書道の基礎、臨書のレッスンを月1回第4月曜日に開催しています。
6回で1種類の古典をじっくり学んでいっていただいています。
基礎を学んでいくことで「心に深く響く美しさ」感性と筆で描く表現力を身に付けることができます
好きな書体を見つける
行書、楷書、隷書といった書体の中でも形や線の使い方など沢山あり始めて見る、触れる書体もあります
生徒さんからも「これも楷書ですか?」という声も!
ものによっては、小学生の時のお習字の時間に聞いていた左右対称、ここは均等に。といったルールはどこ?といったような古典も多くあります。
いろいろな文字にに触れることによって、この書体好き!なんか書きやすい!といったものが見つけることができます
筆遣いで表現する線と呼吸
書道は筆を使って線を描きます。筆遣いとは、筆を使って線を引く際の力加減や速度などのバランスを指します。
古典は昔の人が書いたものや石に彫られたものなどがあります。それを見ながら書き写していく練習が基礎の臨書です。
臨書をするうえで同じように書こう!と正確な筆遣いをするためには、細かい力の調整や呼吸との調和が必要となり、自分自身とは違う呼吸、リズムを真似ていく事によって書く線の種類が増えていきます
字形を学ぶ
さまざまな古典を学んでいくなかで、文字の字形(形やバランス)も重要です。必ずしも左右対称だけが美しいとされているわけでなく、文字の中の余白や偏と旁(へんとつくりのバランスの違いなど字形から感じる表現を学んでいきます
心に息づく美しさ
文字や絵画がただ美しいだけでなく、そこに書き手の思いや感情、精神状態が込められていることは観る人に感動の気持ちを呼び起こしますよね
書道の作品も、筆の動きや筆圧、線の流れなどから書き手の心が感じられるものがあります。それによって、鑑賞者の心に共鳴し、感動や深い印象を与えます
筆遣い、字形など技術を学ぶことによって、より自分自身の感情、精神を表現できるようになっていき、基礎・臨書のレッスンもアート書道に進む道の中にある勉強方法と考えています。
「心に息づく美しさ」は、美が単なる視覚的な魅力だけではなく、心の奥に感じられる美しさを表現するということ。書道においては、文字を通じて表現される心の世界や感情が、作品の美しさをさらに豊かにする要素となります。
そこが書道の楽しさに繋がっていくのではないかな。と思います
リラックス効果
基礎・臨書以外のアート書道、ぺん・筆ペン、どのコースでも生徒さんが口にするのが「難しい!!でも楽しかった~」
と必ず「楽しかった!!」という言葉が出ます。
難しいのに楽しい?相反する感情では?と思いますが、
文字を書く際の呼吸、文字の字形や筆遣いに注意を集中すると、気持ちが今現在の瞬間に没入していきますね。集中して他の気になることや心配事から注意をそらしてストレスが薄れる。という効果から気持ちがリラックスする。という効果があります