アート書道・オンライン通信
通えない遠い場所でもアート書道をやりたい
書道にはお手本を見ながら練習。という基礎的な学び方があります。これもその時間夢中になり人は集中すると他のことを考えず忘れるので気分がリフレッシュします。
そういった心身に良い影響を与える書く。という行為も書道の良さでもありますが、練習だけではもったいない。
せっかくならば、筆で書いた文字を飾ったり、贈ったりできる文字を絵の様に書くアート書道という形で日常に取り入れていっていただきたいと思っています。
楽しめる書道を教える教室が近くでみつからない。という方がいらっしゃいます。
アート書道教室 雅嵐では銀座で月1回アート書道のレッスンを開催していますが、せっかくホームページやInstagramなどでこういう書道教室を探していました!おっしゃってくださる方もお住まいが遠く、銀座までは通えない。
日程がどうしても合わない。という方にアート書道の葉書コースをオンライン通信で受けていただくことができます
通信レッスンとは
書道の通信というと、書いた作品を先生に送って朱墨で直されてから送り返されてくる。生徒はその朱で書かれた箇所を見て、読んで理解して直していく。というやり取りで勉強するのが一般的なやり方です。
従来の郵送の通信のメリットは
・遠くて通えない場所でも受けられる
・仕事や家庭の事情等で通うことが難しい場合でも家でできる
・お稽古日との調整が難しくてもいつでも可能
・家で好きな時間に好きな場所で好きな恰好で学ぶことができる。
反対にデメリットは
・誰も見ていないのでついさぼりがち
・先生の朱で添削された事が良く理解できない
・他の生徒さんの書いたものが見れない
・家で孤独に書いて送って、送られてくる
・実際書く時の筆使いなどがわかりづらい
オンラインレッスン
ではオンラインレッスンについてはどうでしょうか
この2~3年で急速にレッスンのオンライン化が進んでいますが、オンラインレッスンというと全て画面越しの授業や動画が送られてきてそれを見て学ぶ。という形がほとんどだと思います。
オンラインのメリット
・遠くて通えない場所でも受けられる
・仕事や家庭の事情等で通うことが難しい場合でも家でできる
・お稽古日との調整が難しくてもいつでも可能。ただし画面越しの授業だと日程は限られます
・画面越しだと他の生徒さんの存在がわかるので仲間がいる
・他の人の作品が見れる(レッスンの進め方によって違います)
・先生の書く書き方がわかる
デメリット
・画面越しなので、先生のお話・実技がメインで書いた作品の添削は画面越しでコメントだけ
・全員分の添削はない
・自分の書き方筆の動かし方をみてもらったりは出来づらい
・時間ないで質問がしづらい
通信とオンラインのメリットデメリットはこんな感じでしょうか。
昔ながらの通信は個人個人見てもらえるけれど、直しがわかりづらく1人だけでやっている感覚
オンラインは実際の書き方をみたり、ほかの人の存在が分かるけれで、あまり個人個人丁寧に見てくれる感じがない
どちらにも良い部分とちょっとな。と思うところがありお互いに凸凹の関係でしょうか
ならばできるだけ昔ながらの郵便の通信と今の時代だからこそ出来るオンラインのお互いの良いところを組み合わせてみたら良いのではないか?と思い「オンライン通信」のコースをつくりました
オンライン通信の進め方
お手本の発送
実際にアート書道の葉書コースと同じ季節の文字を3種類の字体を半紙に墨で1文字づつ書いた手本3枚
それぞれの字体を使って葉書作品にしたお手本3枚(カラーコピー)をそれぞれの生徒さんに送ります。
秘密のグループ内で動画の視聴
同時にそれぞれ3種の書き方を撮影した動画と葉書作品の書き方ポイントを動画にしたものを指定の場所にアップしてあります
その動画はお申込みいただいた生徒さんだけが見れるようになっていて、1ヶ月間何度でも見放題です。
手元に届いた肉筆に手本と実際に筆を動かしながら書き方を説明している動画の両方を見比べながら、練習していただけます。
これはリアルなレッスンで目の前で講師の私が説明しながら書いているのを目の前で見ているのと同じです。
もしかしたら、書いている本人と同じ目線で見ることができるため、リアルなレッスンより分かりやすいかもしれません!
ポイント! 紙のお手本だけ見てもわかりづらい筆の動かし方、スピードなど音声での解説でより理解しやすく!
練習と提出・添削
ご自分の好きな場所で好きな時間に練習してください。
半紙に書いた基本の3種と葉書に書いた作品を私に送っていただきます
半紙の添削、葉書作品のアドバイスを動画で撮りながら進めていきます
ポイント! 朱の入った作品だけ見ても、どこをどうなのか?わかりづらいところ、説明しながらの添削で伝わりやすく!
ポイント! 一緒に学んでいる他の人の作品や、添削を全員みることができます。自分のだけではなく、人の作品を見ることがとても勉強になり、新しい発見があります
写真で提出
戻された作品と添削動画をみながら、練習して秘密のグループに写真をアップ。
写真で添削とコメントを入れます
以上が1ヶ月の通信レッスンの流れです。
リアルの方の良い部分に近い状態で、通信のどこでもがレッスン場所。という良さの合わせ技。
さらにプラスはリアルの時より時間をかけて1つの題材を学べること
質問も共有
途中わからない事はグループ内のトークに質問してもらえれば、返信します。
自分では気づかなかったところなど、他の人の質問でああ自分も出来てない、知らなかったと気づくことがありますね。
〇〇がわかりません。〇〇のが上手にできませんとコメント入れていただくと、こうしたら?という解決につながることもコメント欄に返信します。
これはリアルのレッスン中に「先生~!」とお声かけをいただくのと同じですね。
生徒さんの感想
オンライン通信のレッスンを受けていただいている方からこのような感想をいただきます
・集中できる時間があることは大切ですね!
・徐々に緊張せずに書けるようになってきました!
・毎回楽しんで練習しています!
・異なった空間ですが、ともにお稽古している実感があります!
・作品で親への手紙を書きました。あわただしい日常の中でそのような気持ちにさせていただきました!
手書きの手紙を添える
これはレッスン内容ではありませんが、お手本を送る時、添削作品を返す時、必ず手書きの手紙を添えています。
離れた場所のレッスン、声は動画説明の時にわかります。お手本は皆さん同じ手本が行きますが、もう一つその生徒さんお1人だけのためにという気持ちです。
どんな時も手書きの手紙をもらうというのは嬉しい事ですよね。
こちらも生徒さんに好評いただいております
・いつか先生のように書けるのが目標です!
と言っていただけるのはアート書道だけでない目標を見つけていただいたのもとても嬉しいですね。
目指すオンライン通信
目指すのは今現代の便利な方法を使い、どこでもアート書道が学べること
どんなことも分からないことを遠慮せずに質問しやすい状況にしておくこと
そして、自宅の通信を孤独にしない。
遠いから、通う時間がないから、、、とあきらめないでアート書道をやってみたいを通信でかなえてみませんか